2007年07月08日

獣拳戦隊ゲキレンジャー
修行その17「ゴロゴロ!師弟愛」

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 着々と強くなっている臨獣殿に負けじと、修行に励むゲキレンジャー。
 ランはゲキハンマー。レツはゲキファン。
 そしてジャンは……ゲキヌンチャク
 自分だけ新しいゲキワザと武器が無いジャンは、ご機嫌斜め。

 とりあえず、「学び、かじる!」ってのは笑っておけばいいのか?
 まあ子供はこういう小ネタ好きですよね。

 何はともあれ、海の拳魔ラゲクに対抗するには海の力が必要ってことで、四人目の拳聖の下へ修行に行くことに。

 OP明けると、「美しさも女の武器」と、メレ様にルージュを引くラゲク。
 その座り方とか絡み方とか、朝っぱらからエロ過ぎです!
 っていうか、アンタまだまともに修行つけて無かったんかい!
 そりゃ理央様もブチギレですよ。

 するとそこへ、臨獣ハーミットクラブ拳のドカリヤ登場。
 名前を聞いた途端、「おいっすー!」とか「駄目だこりゃ」といった幻聴が聞こえたのは、私だけでしょうか。

 何とも磯臭そうというか、髪の毛に良さそうな花束をささげるドカリヤを、実に冷たくあしらうラゲク。
 「身を焦がす思い」がラゲクの教えだから、ラゲクの弟子でいる限りドカリヤの愛は成就しないんだよなぁ。カワイソ。
 それにしても、メレをドカリヤに同行させ、自分が理央と二人きりになることで、メレの嫉妬も煽ろうとするラゲクはかなりの策士。
 今まで何人の男を手玉に取ってきたんでしょうか。怖い怖い。

 一方、四人目の拳聖に会う為、絶海の無人島に降り立ったゲキレンジャー。
 森を抜けて川に出ると、そこにはライフジャケット完備のカヤックが一隻。そして……

 拳聖はこの先
(罠じゃないよ)


 ジャーン!ジャーン!
 待て! これは孔明の罠だ!


 とはいえ乗らないと先に進めないので、川へ漕ぎ出す三人。
 ちゃんとライフジャケットが色分けされてるのが芸コマ。
 もうすぐ水遊びの楽しい季節になりますが、皆さんもウォータースポーツの際は、必ずライフジャケットを着用しましょう。

 で、早速パドルの扱いに苦労するジャン。
 私も昔乗ったことがありますが、確かに思い通りに漕ぐ為には、ちょっとコツがいります。
 一方、テクニックと根性で軽々とパドルを扱うレツとラン。
 しかし、レツの「テクニック」はともかく、ランの「根性」はパドリングにあまり関係ないと思います。パドリングを習得するのに根性がいる、と言うなら分かりますが。

 そして、そんな三人を見守る怪しい人影……っていうか鮫影。

「テクニックと根性だけじゃ、この川は進めないよ」

 果たしてこの人物の正体は?

 ところで、「カヌー」と「カヤック」ってどう違うの? と疑問に思う方も多いと思います。
 一般的に、「カヌー」と言うのは「パドルで漕ぐ丸木舟」の総称。つまり「カヤック」は「カヌー」の一種と言うことですね。
 更に言うと、カヌーの中でも「シングル・ブレード・パドル(ブレードが片側)」で漕ぐのが「カナディアンカヌー」。
 そして「ダブル・ブレード・パドル(ブレードが両サイド)」で漕ぐのが「カヤック」。
 ですので、今回ジャン達が乗っているのは「カヤック」ということになりますね。

 さて、そんなこんなで漕ぎ始めて三時間経過。
 ジャンもようやくパドルの扱いに慣れてきた頃、突如三人に襲い掛かる無数の投石! やはり孔明の罠か!
 投石の直撃を受け、パドルを取り落とすラン。
 するとジャンは、パドルを棍の要領で振り回し、投石を全て叩き落す!
 こういう演出はカンフーものっぽくていいですね。

 しかし謎の鮫怪人は、今度は松明を投げ入れ川に火を放つ!
 まさに孔(以下略)!
 瞬く間に炎が燃え移り、パドルを失うレツ。
 するとジャンはパドルを川につきたて、なんと船体を高速回転させて、炎を吹き飛ばす!
 いや、これ物理の教科書を引っ張り出すまでも無くムチャクチャきついから!
 なんでドライバーセットに太いグリップが付属してるか、って話ですよ。
 力学をもねじ伏せるジャンの体力に、鮫怪人も感嘆の色を隠せません。

 さて、二本のパドルを失い、漕ぎ手がジャン一人となった一行。
 すると今度は、三人の船を追うように現れる鮫の背びれ!
 地味にここでのBGMも、元ネタを意識したものになってますね。

 謎のジョーズに追いつかれまいと、漕ぐスピードを上げるジャン。
 しまいには頭でパドルをへし折り、両手首の高速回転でブッチギリゴール!
 ていうか、ボート・カヌーの経験者から言わしてもらうと、それかえって効率悪いから!
 まあ、今回はジャンの常識離れした体力を表現するのと、「パドルを二本にする」ってのが伏線になってるのがあるからいいんですけどね。
 皆さんは絶対真似しないでください。

 ようやく岸に降り立った三人の前に、姿を現す鮫怪人。

「シャッキーン!」

 瞬く間にジャンと意気投合したその人物こそが、第四の拳聖「シャッキー・チェン」!!
 なんかもう、名前にいちいち突っ込むのもアホらしいわ!
 しかも声を演じているのは石丸博也さんですよ!
 神にも悪魔にもなれる祖父の遺産を操縦したり、獣も機械も超えて神になるキーワードを教えてくれたり、地下タンクの硫酸漏れをチョコレートで塞いだりお前に食わせるタンメンは無かったりする、あの石丸さんですよ!
 特撮ファンなら、「ウルトラマンメビウス」でのタロウの声が記憶に新しいかと思います。

 で、そのシャッキー曰く、修行は既に終わっていて、合格したのはジャン一人。
 その成果を確かめるべく、シャッキーがジャンに手渡したのは、スクラッチ新製品「ゲキセイバー」
 果たしてその威力とは……?

 一方その頃、ジャン達のいる「青鮫島」に降り立ったメレ様とドカリヤ。
 ラゲクの為にシャッキーを倒すと息巻くドカリヤに、疑いの目を向けるメレ様。
 するとドカリヤは、何といきなりメレ様に抱きついて唇を奪おうとする暴挙に!
 お前は某農協の管理職か!

 これにはメレ様も驚いて、獣化して怒りの金的膝蹴り!
 っていうか、ヤドカリでもやっぱ痛いのね。

「この唇は理央様にしか許さないのに!」

 流石メレ様、乙女です。
 で、このセクハラ攻撃に気持ち悪くなった勢いで、巨大戦でもないのにバエ登場。やっぱ普段は胃の中なのね。
 するとドカリヤは、今度はバエを捕まえて……?

 さて、その頃ジャン達は。
 先の川でのパドル使いを思い出し、薄刃の双剣ゲキセイバーを操るジャン。
 その強靭な肉体と身体感覚で、レツとランを見事に圧倒!

 「激獣シャーク拳」に必要なのは、頑丈な体とそれに宿る身体感覚。
 確かに、鮫ってのは致命傷を受けてもほっとけばすぐ回復するほどの生命力の持ち主。
 だからこそ、いろんな健康食品の材料にもなるわけで。

 ちなみに食べても美味いっすよ、刺身とか煮つけとか。
 うちの地元じゃ結構普通に食べてて、スーパーでも切り身のパックが当たり前に売ってるんですけど、全国的には少数派なようで。何とも勿体無い話。

 そんなわけで、すっかりジャンを気に入ったシャッキー。
 レツとランには「もっと体を頑丈に」ってことで、腕立て伏せ十万回を命じたところでCM。

 CM明けると、ラゲクといけないレッスン中の理央。
 シャーフーの名前を出されてその気になるあたり、まだまだラゲクの手の内って感じですね。

 一方ジャンは、シャッキーに自分の頑丈さを認められゴロゴロ。
 シャッキーはジャンと言う初めての弟子が出来てゴロゴロ。
 喜びのあまり号泣し、それを隠すように森へと走り去るシャッキー。
 腕立て中のレツとランは完全無視

 ところで、いま腕立て何万回目ぐらいなんですかね。
 まあ、かつて東京府士族明神弥彦も、神谷活心流の奥義を得る為五万回の腕振り修行を成し遂げたわけだから、十万回ぐらい頑張れ。

 で、シャッキーが川で涙を洗い流していると、どこからとも無くバエが飛来。
 やはり拳聖たちは皆、バエの知り合いのようですね。
 そうなると当然、バエは拳聖なのかどうなのか、という疑問が湧くのですが、いずれはっきりするんでしょうか。
 でも、バエが仮に拳聖だったとしても、獣拳武装はしづらいなぁ、バンダイ的に。

 とか何とか言ってると、なんといきなりバエがシャッキーにフレンチキッス!
 これには腐女子の皆様も大喜び!……なのか?
 ま、まあ、一応中身は石田さんだし……。
 いや、でもこの声はドカリヤ!?
 川面にシャッキーの悲鳴がこだまして……

 その後、おぼつかない足取りでジャン達の前に現れたシャッキー。
 何と、いきなり腰の双剣を抜き、ジャン達に襲い掛かる!
 レツとランはシャッキーの剣を白刃取り!
 そしてそのまま「ビースト・オン!」
 この演出はなかなかカッコイイですね。
 ボウケンジャーでの、アクセルラーのギミックを巧みに使ったオシャレ変身が大好きだった自分としては、結構嬉しいところです。

 変身してシャッキーに挑むレツとラン。
 しかし拳聖の力の前には、全く歯が立ちません。
 体を張ってシャッキーを止めに入るジャンですが、その叫びもシャッキーには届かず。

 ここでのジャンの殺陣は、本当に体張ってますね。
 昔とは撮影の状況が変わって、こういった役者本人による生身のアクションは減少傾向にありますが、やっぱりあると嬉しいものです。

 そして、シャッキーに踏みつけられるジャンの前に、メレ様登場。
 シャッキーが臨獣殿に着いたと言う、メレ様の言葉は真実なのか?
 シャッキーの剣が、ジャンの頭上に無情に振り下ろされたその時!

「シャッキーン!!」

 師弟を結ぶ、あの変な掛け声とポーズ!
 ジャンの叫びは確かにシャッキーに届き、その剣を止める!
 その隙を突き、レツとランが渾身の飛び蹴り!
 その勢いで、シャッキーの口から吐き出されたのは……ドカリヤ!
 そう、シャッキーはドカリヤの臨技「本体取奪打ち」で、体を乗っ取られていたわけですね。
 はいそこ、ベタとか言わない。

 まあ、果たして拳法かどうかはさておき、非常にヤドカリらしい技ではありますね。
 次々と強いやつに乗り移っていけば、いずれ最強になれるわけですから、使い方次第ではかなり恐ろしい技です。
 そういえば昔、「レリクス」というゲームがあってねぇ……(以下、オールドゲーマーの戯言につき割愛)。

 ドカリヤに不覚を取ったことで、激しいショックを受けるシャッキー。
 師弟愛を踏みにじられたジャンは、ついに怒り爆発!

「ビースト・オン!!」

 野生の獣の如き雄叫びと共に、ゲキレッドに変身!

「ゲキセイバー!!」

 師弟の絆を薄刃に込め、怒涛の連続斬り!!
 続いて渾身の蹴りでドカリヤをふっ飛ばし、久方ぶりのゲキバズーカ

「ゲキバズーカ!
 ゲキワザ、激激砲!!」


 海中に逃れるドカリヤを追うようにして、激激砲の大爆発!

「やったか?」

 はい、出ました。
 「『やったか?』と自問したときは十中八九やってないの法則」
 案の定、地響きと共に海中から巨大ドカリヤ登場!

「ゲキワザ! 獣拳合体!!」
「ゲキトージャ!
 バーニング・アップ!!」


 いつの間にやらバエも登場し、巨大戦開始。
 水しぶきを上げながらの激しい攻防。
 ドカリヤのドリル攻撃、臨技「巻貝転」を喰らい、ゲキトージャピンチ!
 するとそこへシャッキーが登場し「ゲキワザ来来獣」のアドバイス!

「ゲキワザ、来来獣!!
 ゲキシャーク!!」


 新たなゲキビースト、ゲキシャーク登場!

 ゲキビーストの中でも随一の強靭さを誇るゲキシャーク。
 赤青黄色の光を放ちながら、ドカリヤに怒涛の体当たり!
 ゲキシャークと共に海中に消えたドカリヤ。
 これで決着かと思いきや。
 なんと、戻ってきたゲキシャークがゲキトージャに噛み付いて……?
 思わぬ大ピンチのまま次回に続く!

 ビーストアーツアカデミーは「ゲキセイバー」
 上下左右、空前絶後の同時攻撃は防御不可能!
 さらに、ゲキセイバーに隠されたもう一つの秘密とは……?


 というわけで、またも新キャラ新武器新ビースト登場の17話。
 やはり今回は、何と言ってもシャッキーのキャラの面白さに尽きますね。
 拳聖中最年少という設定のシャッキーですが、その若々しさと未熟さを難なく演じる石丸氏の声が素晴らしい!

 そして、ゲキセイバーの双剣アクションも見ごたえ十分。
 前回のヘタレっぷりが嘘のような、ジャン大活躍の回でした。

 そして次回、己の未熟さを嘆くシャッキーと、ジャンとの師弟愛の行方は?

 次回、修行その18「シャッキンキーン!身体、強い」

 高みを目指して、
 学び、変われ!!


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posted by ジョン=ガラ at 16:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮 edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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