2007年07月12日

仮面ライダー電王
第19話「その男、ゼロのスタート」

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 さて、前回突如現れた、謎の青年「桜井侑斗」
 演じているのは「響鬼」でもお馴染みの中村優一さん。
 果たして今回は、どんな風にライダーワールドを彩るのか?

 それはそうと、ややこしいので当ブログでは以後、懐中時計の男の方は「桜井さん」謎の青年の方は「侑斗」と表記します。

 で、当然桜井さんとの関係を問いただす良太郎。
 しかし、まともに応えてくれない侑斗。
 とりあえずここの会話を整理すると、

・「桜井さん」と「侑斗」は同一人物(自称)。
・過去の「桜井さん」に深く関わると、時の運行が乱れる。


 まあ、出てきたばかりで深いところまで分かるはずも無いのですが、一応頭に入れておきましょう。

 良太郎を冷たく突き放し、一人歩く侑斗。
 ふと足を止め、良太郎の驚きぶりに思い出し笑い。なかなかいい製革してます。
 すると、そんな侑斗の意地悪を嗜める内からの声。

「友達になりたいならちゃんと……」
「誰がだ!」


 自分の頬を殴って中の人に突っ込みを入れ、再び歩き出す侑斗。
 しかし、数歩歩いて頬の痛みにうずくまるとか、コイツかっこつけてるようで結構アホ?
 そんな侑斗を気遣うように、憑依イマジン「デネブ」が実体化!
 宿主と違って、こいつは結構善人のようです。
 しかも、勢いあまって侑斗の服を破いちゃうとか、ドジッコ属性装備!
 なんて言ってたら、いきなり路上でプロレス開始?
 っていうか、これ以上お笑い担当が増えてどうする!

 OP明けのデンライナーでは、良太郎がオーナーに直談判。
 過去の桜井さんを連れ戻したい良太郎ですが、チケットが無い限り過去に降りることは出来ません。まあ、ルールはルールですからね。

 ルールといえば、プリンの旗は他人が倒してもアウトなのね。
 流石オーナー、他人にも自分にも厳格です。
 そんな厳格なオーナーですから、モモタロスが文句を言っても、取り合うはずもありません。

 にしても、オーナーに怒られてクッション構えるモモは可愛いなあ!

「ゴメンねオッサン!
 ゴメンねえええぇぇぇ!」


 って、何故エコー!?
 何故といえば、リュウタの手品も何故?

 そんな愉快な食堂車ですが、良太郎は流石に愉快とはいきません。
 桜井さんの行方もさることながら、ウラが言う「ステキな性格」の侑斗が、桜井さんと同一人物とは認めたくない良太郎。

 天文学者で、星と愛理姉さんのコーヒーが大好きで優しかった人。
 良太郎と愛理姉さんにとって、家族同然だった人。
 確かに、侑斗のキャラクターとは似つかない感じです。
 にしても、X'masツリーの下敷きになるとか、回想でも良太郎の不運は相変わらずですね。

 そんな桜井さんの影響で、お店を星の本専門にした愛理姉さん。
 望遠鏡を眺め、静かに佇む姿が相変わらずお美しい。
 しかし、その瞳に映る望遠鏡の思い出は、今の愛理姉さんにはありません。
 っていうか、三浦と尾崎空気読め。

 その頃、デネブに破かれた服の代わりを試着する侑斗。
 と思ったら、服の代金をめぐって試着室の中でデネブと取っ組み合い。
 デネブが財布握ってるとか、なんか妙な関係ですねこの二人。

 で、ちょっと気になるのはこのデネブの財布の仕組み。
 わざわざデネブを呼ばないといけないことから、侑斗のポケットには無いことは明らか。
 そうなると、デネブが実体化すると同時にお金も実体化してることになりますが、だとするとデネブが消えているとき現金はどのような状態になっているのか?
 そもそも、それ以前にこいつらの収入源は何なのか?
 更に謎が増えるばかりです。

 で、いよいよ今回の本題。
 ショッピングセンターの建設予定地から、浮かない顔で出てきた男性。
 林の中に何か大事なものが有るのか、とても諦め切れない様子。
 すると、そんな彼にイマジンが憑依!
 その声を演じているのはあの中尾隆聖氏!
 フリーザ様バイキンマンの人と言えば、声優さんに疎い方でもピンと来るのではないでしょうか。

 その頃、ミルクディッパーを訪れた一人の客。
 出迎える愛理姉さんの視線の先にいるのは……侑斗!
 出会ってしまった二人、果たして!?

 ところ変わって、親子連れで賑わう公園。
 砂場にタイムカプセルを埋める小さな女の子と母親。
 とりあえず、みんなが掘り返して遊ぶ砂場に埋めるのは、ちょっとどうかと思います。お母さんもうちょっと考えてあげてください。

 すると、その親子に突如襲い掛かるジェリーイマジン
 イマジン視点の画面効果がちょっと面白いですね。いかにもジェリー状って感じで。
 そういえば、この日は30分前もクラゲだったんだよなぁ。

 一方、少し落ち着かない様子で店内を見渡す侑斗。
 視線の先の望遠鏡は、やはり侑斗が知っているものなのか?
 で、そんな侑斗より落ち着きの無い尾崎は、映画のチケットを手に愛理姉さんにアタック。
 っていうか、インテリゾンビvsクローン人間て! どんだけB級?
 しかも姉さん結構好きなんかい!
 三浦のツッコミ&変わり身の早さもいい味出してますが、やはり姉さんの電波っぷりにはかないません。
 そして、相変わらず忘れ物扱いの、プレゼントの山。

「……結構楽しくやってんじゃん」

 この侑斗の口ぶりからすると、侑斗が愛理姉さんのことを知っていることは確実。まあ、でなきゃ店にくることもないわけですが。
 ただ、知っているといってもそれが「記憶」なのか「情報」なのかで、内容はかなり変わってきますね。
 仮に「記憶」だとすると、気になるのが「記憶」の出所。
 「桜井さん」が「侑斗」ぐらいの年から愛理姉さんを知っていたのか。
 今の「侑斗」が、愛理姉さんと付き合っていた「桜井さん」の記憶を持っているのか。
 そもそも「桜井さん」と「侑斗」は本当に同一人物なのか。
 真相は未だ、コーヒーより黒い闇の中。

 そんな侑斗にコーヒーを出す愛理姉さん。
 見詰め合う二人。

「あの……どこかで……?」
「…………」
「……良太郎のお友達?」


 はいはい、お約束お約束。
 流石愛理姉さん、こういうところは外しませんね。
 で、機嫌を損ねてコーヒーを口にする侑斗ですが、その苦さに悶絶。
 その上、愛理姉さんの制止も聞かずに大量の砂糖をぶち込んで自爆。
 こっそり尾崎のコーヒーに砂糖をぶち込む三浦と合わせて、大笑いしたところでCM……に行く前に、一言だけいいですか?

「異議あり!」
 今の侑斗のコーヒーの飲み方は、「桜井さんは姉さんのコーヒーが大好きだった」という良太郎の証言と矛盾しています!
 この点から見ても、やはり「桜井さん」と「侑斗」の関係は、一筋縄ではいかないもののような気がしますよ。

 CM明け、デンライナーを降りてハナ姐さんと歩く良太郎。
 桜井さんを連れ戻すことを諦めない。
 でも、愛理姉さんを巻き込みたくないから、思い出してもらうのは後で。
 本当に、姉さん思いの良く出来た弟です。

 その良太郎の前に、再び現れた侑斗。
 そして……侑斗にコーヒーのお釣りを届けに来た愛理姉さん!
 やはり、あのクシャクシャの千円札は、トイレかどこかでデネブに出してもらったんでしょうか?
 いや、問題はそこではなくて。

 愛理姉さんを巻き込みたくないと言ってるそばから鉢合わせ!
 慌てる良太郎にあてつけるかのように、名乗ろうとする侑斗。
 空気を読んで愛理姉さんを連れ出すハナ姐さんは、やっぱり良く出来た女性です。

 それにしても、やはり侑斗の言動はいちいち気になりますね。
 いや、意地が悪いとかそういうことではなくて。
 例えば、過去にいる「桜井さん」を「アイツ」と呼んでいるところとか。
 本当に同一人物なら「俺」とか言いそうなものですけど。

 それと、良太郎はともかく愛理姉さんまで「おめでたい」と侮辱するような発言を平気でするあたりも気になります。
 ここでの口ぶりからすると、どうも良太郎や愛理姉さんのことは、「桜井さん」としての「思い出」ではなく単なる「情報」として把握しているような印象。
 冒頭の良太郎とのファーストコンタクトでも、良太郎をうろ覚えな感じのフルネームで呼んでましたしね。

 さらに私見を述べるならば、どうも侑斗の言動は、良太郎や「桜井さん」へのあてつけっぽい印象があるのですが……。

 とにかく、このこの侑斗の言動には、流石の良太郎もご立腹。
 それに同調するように、モモタロス憑依!
 デネブの臭いを察知していたモモタロスは侑斗を挑発。
 それに乗る形で、侑斗もデネブを憑依させる!
 モモタロスはヤル気マンマン!
 まさに一触即発……!

「いや、謝る!」

 あっけに取られるモモタロスに、「侑斗と仲良くしてくれ」とデネブキャンディーを配るデネブ。
 その包み紙は自作ですか?
 っていうか、商品化してくれませんかバンダイキャンディトイ事業部さん!

 で、デネブのあまりのズレっぷりに怒って、体から追い出す侑斗。
 出てきたデネブは完全体。
 と言うことは、良太郎とモモが言う通り、

・侑斗とデネブは既に何らかの契約をしている。

 と言うことになるわけですが、当然今は謎のまま。

 そんなわけで、なんかもうグダグダのまま、捨て台詞を残してデネブと共に去る侑斗。
 そして、呆れるモモタロスの元へ、ハナ姐さんから事件の知らせが!

 事件の現場である公園で、契約者の天野に砂場を掘れと共用するジェリーイマジン。
 「タイムカプセルを掘り出したい」というのが天野の望みですが、当然誰のでもいいって訳には行きません。
 しかし、ジェリーイマジンはそんなのお構いなし!
 さっさと掘って契約を完了させろと、触手を鞭のように操って天野を責め立てる! まさに外道!

 痛みの中で思い出す記憶。
 微笑みながら、木の根元にタイムカプセルを埋める女性。
 その彼女=遥香が埋めたタイムカプセルを見つけるのが、天野の本当の願い。
 先に出てきた、ショッピングセンター建設予定地のどこかに埋まっているということですね。

 イマジンが更に天野を打ち据えようとしたそのとき、我らがモモタロス颯爽と登場!

「よう、穴掘りごっこより、俺と遊ばねえか?」

 イマジンの鞭をかわして、ソードフォームに変身!

「俺、参上!」

 過去へ跳ぶ為なら契約者を傷つけることもいとわないジェリーイマジンに、モモの怒りは爆発寸前!

「テメエには特に前フリはねえ。
 最初から最後まで……」


 ビシッ!!

あ痛っ!
 馬鹿野郎! 今大事なとこ喋ってんだよ!!」


「俺も前フリは嫌いなんだよ。
 さっさと始めろ!」


 これはひどい!
 モモの大事な台詞を邪魔するなんて、何と言う鬼畜!

 カッコいいところを邪魔されて、怒りに燃えるモモタロス。
 デンガッシャーで切りかかるも、敵の触手が邪魔をして、なかなか間合いに入れない!
 その上、逆に敵の触手に絡め取られ、クラゲ怪人お約束の電撃!

 痺れてまともに動けないモモタロスは、良太郎のアドバイスで建物の中へ。
 ここなら障害物で敵の触手が届かない! 良太郎ナイスアシスト!
 業を煮やしたジェリーイマジンは、複数の触手を束ねて障害物を突き破る強力攻撃!
 しかしモモは、束ねた触手を踏み台にして、一気に敵の懐に!
 いままでのお返しとばかりに、斬って斬って斬りまくる!!
 流石のジェリーイマジンも、これには堪らず液化して退散。
 って、お前はバイオライダーか!!

 天野を助けた良太郎の前に、再び現れた侑斗。
 やはり物言いがいちいちあてつけがましいですね。
 そのくせ、良太郎の問いには一切答える気ナッシング。
 確かにこれでは、デネブの言う通り友達は出来ません。

「どうしても納得できないなら
 イマジンが跳んでも追うな。
 俺がやる!!」


 侑斗の声に呼応するように、突如現れた黒い列車!

「野上、時の運行を守るって言うのは
 人助けとは違うんだ。
 中途半端に時間の中をウロウロすんな。
 いいな」


 そう言い残し、黒い列車で時の中に消える侑斗。
 そして、侑斗を乗せた列車は己の姿を誇示するかのように、デンライナーと並走!
 突然の事態に大騒ぎするデンライナーの面々。
 とりあえずリュウタよ、モモの頭をペシペシ叩くのはやめなさい。

「……ゼロライナー

 オーナーだけは知っていた、黒い列車の名前。
 イマジンと契約し、時の列車を駆る侑斗。
 その正体は? そして目的は?
 謎が謎を呼ぶまま次回に続く!


 というわけで、侑斗&デネブ、そしてゼロライナーも登場し、新たな展開を見せる19話。
 一見クールなシリアスキャラかと思いきや、デネブとのやり取りはどこか間が抜けていて、コミカルなシーンもキッチリはまるあたりが、電王らしいキャラ付けです。

 そんな濃いキャラの濃いドラマの中にあっても、ジェリーイマジンがその存在感を失わないのは、やはり中尾さんの名演技あればこそ。
 タイムカプセルをめぐる物語も、胸に染み入ります。

 そして、次回はついに新ライダー登場!

 次回、第20話「最初に言っておく」

 デンライナーに乗り遅れるな!

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posted by ジョン=ガラ at 02:11 | Comment(0) | TrackBack(1) | 特撮 edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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