2007年07月13日

ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日 1巻

 今回はこちらのコミックをご紹介。

ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 1 (1)
ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 1 (1)横山 光輝 今川 泰宏 戸田 泰成

秋田書店 2007-03-20
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おすすめ平均 star
star絵に好き嫌いが左右される…?
star気持ち悪〜い!
starあの今川監督がGRに帰って来た!

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「ジャイアントロボ
 地球の燃え尽きる日」
1巻


目次
初出:月刊チャンピオンRED
2006年10月号〜2007年3月号

第1話
 誕生編1・帰ってきた少年

第2話
 誕生編2・重撃!九大天王

第3話
 誕生編3・戦え!ジャイアントロボ

第4話
 誕生編4・破滅への輝き

第5話
 誕生編5・復活のBF団

第0話
 プロローグ

誰もが待ち望んだ
超ロボット伝説、ついに開幕!

 地上最強のロボット、その名はジャイアントロボ!
 それを操る少年・草間大作に襲いかかる謎の組織・BF団!
 さらに、大作少年の抹殺を目論む国際警察連合・九大天王!


「ロボが大作が帰って来た!
 今川流名調子大活劇ッ!
 期待せずにいられません!!」
―山口勝平


 というわけで。
 原作:故・横山光輝 脚本:今川泰宏 漫画:戸田泰成の強力コラボレーションで贈る、超ロボット伝説・新章の第1巻でございます。

 登場するキャラクターは、おおむねあの名作OVA「ジャイアントロボ〜地球が静止する日」に準じてます。
 ですから当然、あの名物キャラ「幻惑のセルバンテス」や、「衝撃のアルベルト」も大活躍!

 しかしストーリーはOVA版と完全にパラレルになってますので、OVA版を観た方も新たな気持ちで楽しめます。

 世界を燃やし尽くす力を秘めた最強のロボット「ジャイアントロボ」!
 そのジャイアントロボを動かすことの出来る唯一の人間「草間大作」!
 世界の命運を握るロボと大作の力をめぐり、秘密結社BF団・十傑集と、国際警察連合・九大天王、そして村雨一家が三つ巴の大激突!

 「スーパー横山大戦」とでも言うべき名キャラクター達の競演と、全ページがクライマックスとでも言うべきハイテンションな演出、そして先の読めないストーリー展開は、まさに今川監督の真骨頂!

 更に、その「重さ」と「迫力」に定評のある戸田先生の画面からは、冷たい鋼のぶつかり合う音、そして吹き上がる炎の熱さと眩しさすら感じます。

 全てのコマから迸る熱気に、火傷しそうなこの作品。
 紙のコミックスなのに、手に取ると鋼のようにずっしり重く感じる一冊です。

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posted by ジョン=ガラ at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仮面ライダー電王
第20話「最初に言っておく」

<<「仮面ライダー電王」各話レビュー目次を見る>>


 時の中を疾走するゼロライナー
 その車内では侑斗が食事中。
 おお、なかなか立派な和定食じゃないですか。
 しかもデネブキャンディーつきでお子様も大喜び!
 やはりデネブは只者ではありません。

 そのデネブですが、侑斗にかいがいしくお茶を淹れながらため息一つ。
 侑斗の言動をとがめ、友達が出来ないことを心配するデネブと、それに反発する侑斗。

「ったく!
 何で野上みたいな奴が電王やってんだ!」


 傍から見ると反抗期っぽい侑斗の言動ですが、これは恐らく余裕の無さから来るものだと思うのですよ。
 裏を返せば、侑斗は良太郎よりシビアな状況で動いているように思います。
 果たして、侑斗の目的とは一体……?

 OP明け、ゼロライナーについて語るオーナー。
 とりあえずオーナーの話を整理すると以下の通り。

・ゼロライナーはデンライナーと別の路線を走る列車。
・侑斗もまた、時の運行を守る立場にある。


 ただ一つ気になるのは、ゼロライナーには客車が無いということ。
 つまり、少なくとも今のゼロライナーは、時間旅行客の為に走っているわけではないということですね。
 となると、やはり何か特別な目的の為に動いていると考えた方が良さそうですが……。

 さて、停車したデンライナーから良太郎とハナ姐さんが降りようとしたそのとき。
 なんと、侑斗とデネブがデンライナーに乗り込んできた!
 果たしてその目的は……?

 その頃、先の戦闘で傷ついたジェリーイマジンは、粘液を垂れ流しながら再び暗躍し……。

 良太郎に話があるといって、デンライナーに乗り込んできた侑斗。
 その横で、皆にデネブキャンディーを配るデネブ。
 いい人だ! なんていい人だ!
 料理は上手いし気は利くし、これで可愛い女の子だったら理想の嫁さんなんだがなぁ!

 で、話がややこしくなるので追い出されたデネブ、そしてキンとモモ。
 っていうかモモ、「あめちゃん」て!
 実は関西の人ですか?

 一方、ジェリーイマジンは小学校の校庭でタイムカプセルを掘り出す卒業生達に狙いを定め……。

 侑斗は良太郎に、いい人ぶって時の運行と関係なく動くなと改めて念押し。
 確かに良太郎は過去に何度か、事件に巻き込まれた人の為にちょっとルールを逸脱したりしてますからね。
 口は悪いですが、侑斗の言うことにも一理はあります。

 更に良太郎の弱さと運の悪さにも言及。
 良太郎がもっと強ければって言うのは、確かにその通りかもしれませんが、ただこればっかりは結果論ですからねぇ。
 良太郎が特異点なのは、良太郎の責任ではないわけだし。
 「たられば」でものを言っても、実際どうにもならないわけで。
 いずれにせよ、ハナ姐さんにまで「がっかりしたんじゃないか」なんて悪態をついていい理由にはなりませんね。

 ここまで侑斗が良太郎にとやかく言って来るというのは、裏を返せば良太郎の存在が侑斗の目的に、とても大きな影響を与えるからかもしれません。
 適当にイマジンを倒して時の運行を守ってくれる分にはいいけど、想定外の行動をされると侑斗にとっては非常に困る、と。
 今侑斗は、それだけ特殊な状況に置かれているのではないかと思うのです。
 そして、それを裏付けるようなオーナーの台詞。

「ゼロライナーは、ある消えた時間と共に
 消滅したと思っていたんですけどねぇ……」


 「消えた時間!?」
 このキーワードにハナ姐さんが食いつくのは当然。
 何しろ彼女は「消えた時間」出身の特異点ですからね。
 しかし……。

「俺は列車を預かっただけ。
 あることの為に」


 だからその「あること」について言えっつうの!
 まあとりあえず、

・ある目的を持って、侑斗にゼロライナーを預けた何者かが存在する。

 ってことだけはハッキリしましたね。
 侑斗に列車を与えた「何者か」。
 イマジンに指令を出し続ける「何者か」。
 そう考えると、電王も侑斗もイマジンも、「何者か」たちの手駒に過ぎないということか?
 この戦いの奥に秘められた闇は、まだまだ深そうです。

 さて一方、無事タイムカプセルを掘り出した卒業生達をローションプレイジェリーイマジンがついに襲撃!

 同じ頃、デンライナーのデッキでは、デネブとモモ、キンがイマジントーク。
 「オデブ」ってモモ、横文字弱すぎ。
 でもってデネブは侑斗好き過ぎいい人過ぎ。

 まあ、憑依イマジンならではの苦労もあるでしょうし、ここまでは普通の世間話ってことでよかったんですが、問題は侑斗とデネブが帰った後。

「カメちゃん、
 あいつ良太郎じゃないのに、
 お姉ちゃんの匂いがしたよ。
 ……ヤッていい?」


 さあ、危険なフラグが立ってしまいました。
 にしても、このリュウタの感じた「お姉ちゃんの匂い」というのが、単に前回侑斗がミルクディッパーに行ったことを指しているのか、それとも愛理姉さんの婚約者、「桜井侑斗」という存在の根幹に起因するものなのか、ちょっと気になります。

 まあそれはともかく、リュウタを諌めるウラはやっぱ大人ですね。
 実はウラって、4タロスの中では一番常識人だと思うのですよ。
 ……嘘つかなくて女癖が悪くなければ。

 ゼロライナーが走り去った後。
 ナオミ嬢のコーヒーを奪い合ったり、いつもの賑やかなデンライナー。
 しかし、ハナ姐さんと良太郎の表情は重く……。

 ゼロライナーでは、良太郎に厳しく言い過ぎて動かなくなることを心配するデネブと侑斗。
 とりあえず、イマジン退治は侑斗にとっても最優先事項ということですね。
 でも、そんな心配するぐらいだったら、ちゃんと説明すればいいのに。
 やはり、何か言えない事情があるのかも知れませんね。
 ……いや、番組の都合とかそういうのじゃなくて。
 とにかく、念のため侑斗もイマジン事件解決に乗り出すことに。

 で、池ノ上第一病院に入院中しているジェリーイマジンの契約者・天野を訪ねる侑斗。
 天野の望みは、一年前に婚約者の遥香が埋めたタイムカプセルを探し出すこと。
 結婚の為にボクシングを捨てた天野と、遥香の身に何があったのか。
 そして……。

「今日、二度もこの話をするなんてな」
「二度?」


 侑斗の視線の先には、屋上から天野を見張る良太郎の姿が!
 良太郎はへこんでなどいなかった! さすが主人公!

 そんな良太郎と侑斗の目の前で、ジェリーイマジンが天野を拉致!
 遥香の形見になってしまったタイムカプセルを、どうしても見つけたいと願う天野の思いを胸に秘め、良太郎はソードフォームに変身してイマジンを追う!
 っていうか、のんきにコーヒー飲んでる場合じゃ無いよモモ!

 CM明け、やっぱり他人のタイムカプセルを掘らされる天野。
 しかし、そのことで遥香のタイムカプセルをより強く思い出し、結果的に過去と繋がった天野を通じて、ジェリーイマジンは過去へ。
 駆けつけたモモ&良太郎も、デンライナーで過去へ飛ぶ!

 2006年3月12日。
 今まさに遥香がタイムカプセルを埋めたそのとき、天野の体からジェリーイマジンが出現!

 駆けつけたモモと良太郎が目にしたのは、逃走するイマジンと、折り重なるように倒れる天野と遥香。
 すると良太郎は一時的に変身を解き、根元にタイムカプセルの埋まった二又の木を見上げ……。

 ジェリーイマジンは、草原でレジャーを楽しむ人々を無差別に襲撃!
 再びソードフォームとなって駆けつけた良太郎の眼前には、襲撃による無残な光景と……桜井さんの姿!
 しかし、桜井さんに気を取られた隙に、ジェリーイマジンの強力な電撃!

 だがそのとき、痺れて動けない良太郎の前に現れた侑斗!
 侑斗はベルトを装着し、腰からカードを一枚手に取る!

「全く、こんなところで一枚使わされるなんて、ホント迷惑。
 変身!


 カードをベルトに装着すると、光り輝くAの文字!

「Altair Form」

 緑の装甲と牛型の電仮面を装着!
 大木を引き裂く稲妻と共に、
 ゼロノス・アルタイルフォームに変身!

 突っかかるモモを放り捨て、ゼロガッシャーをサーベルモードに連結!

「最初に言っておく。
 俺はかーなーり強い!」


 その言葉通り、侑斗はイマジンの触手を軽々とかわし、ゼロガッシャーで斬り飛ばす!
 更に、よけるのもめんどくさいとデネブを召喚!
 デネブに触手を捕まえさせ、その間にイマジンを後ろから斬りまくる! まさに外道!
 この、目的の為なら手段を選ばない闘い方も、侑斗らしいですね。

 しかし、らしいといえばデネブも負けていません。
 「この闘い方は卑怯すぎる」と、触手を離してしまうデネブ。
 侑斗と話すのにいちいち正座するのとか、コイツもとんでもない萌えキャラです!

「……じゃあお前やれ」
「了解!」


 ベルトのモードを切り替え、カードを裏返して装着!

「Vega Form」

 ベルトに輝くVの文字!
 侑斗の体にデネブが合体!
 回るドリルが電仮面に展開して、
 ゼロノス・ベガフォームに変身!

 え〜と、「列車」「開くドリル」ってことはアレですか?
「定刻通りに只今到着!」ですか!?

 っていうか、そもそもなぜベガフォームの電仮面が「ドリル」?
 アルタイル=牽牛星=牛っていうのは分かるんですけど、琴座のベガとドリルは結びつかないだろ。
 それとも、白鳥座の「デネブ」と合わせて、冬の大三角=三角形=ドリル?
 まあ、星もドリルもロマンだからよしとしましょうか。

 ベガフォームがゼロガッシャーを一振りするだけで、地面は剣圧で陥没し、激しい風が吹き荒れる!
 デネブと一体化したその力は、アルタイルフォーム以上か!?

「最初に言っておく」

「お前もかよ!」

「胸の顔は、飾りだ!!」

「はあ!?」

 ……ジェリーイマジンの叫びが、全視聴者の心を代弁しております。
 「騙したら悪いから」とか、「さっきの攻撃は悪かった」とか、変身しても相変わらずのデネブっぷり。

 しかし、その強さは本物!
 イマジンの攻撃をものともせず、肩のキャノンでイマジンの触手を粉砕!
 そしてゼロガッシャーをボウガンモードに連結!
 ベルトのカードにフルチャージ!
 チャージしたカードをゼロガッシャーにセット!
 放たれた光の矢が、イマジンをVの字に引き裂く!
 これぞ、必殺グランドストライク

 闘い終えてカードを引き抜くと、何とカードはそのまま消滅!
 つまりゼロノスの変身カードは消耗品!
 この「変身回数に限りがある」というのが、侑斗に余裕が無い理由の一つですね。

 変身を解いた途端、ダメージでがっくりと膝を突く良太郎。
 そんな良太郎に侑斗は、「行き当たりばったりでいい人やるな」と忠告。しかし。

「やらなきゃいけないと思ったらやるよ。
 ……これからも。
 人助けとかそんなんじゃなくて、
 出来る事があったらやるだけなんだ。
 僕が電王になった時みたいに」

「弱かったり、運が悪かったり、
 何も知らないとしても、
 それは何もやらないことの言い訳にならない。
 僕の知ってる『桜井さん』が言ってた。
 桜井さんが生きているなら、僕は必ず連れ戻すよ」


 まさに至言!!
 往々にして人は、心が弱くなるとつい、「やらない理由」を求めてしまう生き物。
 しかし良太郎は、たとえ力が弱くとも、たとえ運が悪くても、その魂は誰よりも強い!
 まさしく、ヒーローとなる為に生まれた男です。
 そんな良太郎に、侑斗は何も言えず……。

 夕暮れ時。
 二又の木の下を、一心に掘り続ける良太郎。
 その木の幹には、良太郎が過去で目印に巻きつけたハンカチ。
 人の為にこういう機転を利かせられるのが、良太郎のいいところ。
 そして、突然現れたハナ姐さんもカプセル探しに協力。
 やっぱハナ姐さんもいい女です。

 そして見つけたタイムカプセル。
 天野が開けてみると、そこには一年前に捨てたはずのグローブが!
 自分と結婚する為に捨てた夢を、遥香はもう一度天野に追いかけて欲しかったんですね。
 毎度のことだけど、ええ話や!!
 こういう最後にホロリとさせる話が、まさに小林脚本の真骨頂!

 泥だらけの顔で天野の病室を見守る、ハナ姐さんと良太郎。

「私はね、良太郎が電王でよかったと思ってるよ。
 本当にそう思う」
「……ありがとう」


 このときは、泥だらけの二人の顔が本当に美しく見えましたね。
 まさに、この物語のヒーローとヒロインにふさわしい二人です。

 一方ゼロライナーでは、良太郎の言葉にいらだつ侑斗がデネブに八つ当たり。
 やっぱ良太郎と比べると、実力は上でも精神的に未成熟なのは否めませんね。
 いい奴だけどなんかズレてるデネブと二人。
 凸凹コンビを乗せたまま、ゼロライナーはどこへ行く……?


 というわけで、ついに新ライダー・ゼロノス登場の第20話。
 大口叩くだけあって、その強さはかなりのものでした。
 
 また、侑斗とデネブの個性的なキャラクターもさることながら、侑斗とのやり取りを通じて良太郎自身の強さ、カッコよさが改めて浮き彫りになった回でもありました。

 多くの謎を秘めた新たなライダーを加え、物語はいかなる方向へ向かうのか。ますます目が離せません。

 さて、次回はリュウタがゼロノスと激突!
 果たしてその勝負の行方は?

 次回、第21話「ケンカのリュウ儀」

 デンライナーに乗り遅れるな!

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posted by ジョン=ガラ at 00:32 | Comment(2) | TrackBack(1) | 特撮 edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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