2007年07月15日

獣拳戦隊ゲキレンジャー
修行その20「ギチョギチョ!トライアングル対抗戦」

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 前回、理央に手痛い敗北を喫したゲキレンジャー。
 人質として連れ去られたシャーフーを救い出すには、究極の激気「過激気」の習得が必要。
 しかし、その方法は皆目見当もつかず。

 そんなゲキレンジャーをあざ笑うように、突如現れた謎の三人組!
 ゴリラ、ペンギン、ガゼルの姿をしたこの者達の正体は!?

 OP明け、変身して謎の三人に立ち向かうゲキレンジャー。
 しかし、レツはペンギンに技で。
 ランはゴリラに精神力で。
 そしてジャンもガゼルに体力で。
 それぞれ、最も得意の分野で簡単に打ち負かされるゲキレンジャー。

「独りよがり、小手先のテクニックだけのジャガー拳に」
「素直といえば聞こえはいいが、単に愚直なチーター拳」
「それに、丈夫で鈍感? それ以外は何にもナッシンなタイガー拳」


 今のゲキレンジャーを適確且つ辛辣に評価する謎の三人。
 真咲室長からの通信によれば、この三人はやはり拳聖!
 三人の新たな拳聖に駄目出しされ、「やはりシャーフーは死ぬ」とまで言われてしまったゲキレンジャー。

 そのころ当のシャーフーは、臨獣殿の牢の中。
 ステルス状態で命を狙うメレ様を、気配だけで察知できるあたりは流石です。

 ゲキレンジャーと共に、スクラッチにやってきた三人の拳聖。
 この三人こそ、心・技・体を最も極めた拳聖、
「マスター・トライアングル」!

 まず一人目は、

「華麗なる戦いの女神。
 シュープリーム・テクニック!
 激獣ペンギン拳『ミシェル・ペング』よ」


 スクラッチスウェーデン支社長のミシェル。
 役員会議とか面接とか、いったいどんな光景なんでしょうか。

 にしても、まさか本当に出てくると思わなかったなぁ、激獣ペンギン拳。
 確かに1話のイメージ映像には出てたけど。

 ちなみに名前の元ネタはミシェル・キング(現ミシェル・ヨーですね。
 声を演じているのは、「攻殻機動隊」などでお馴染みの田中敦子さん。
 クールで妖艶なキャラクターのイメージが強いだけに、今回のはっちゃけた演技はかなり新鮮。
 心なしか、ご本人もかなり楽しんでいるように聴こえます。

 そして二人目。

「私は荒ぶる賢人、
 レイジング・ハート。
 激獣ゴリラ拳のゴリー・イェン」


 とりあえず、某魔法少女のインテリジェント・デバイスとは特に関係ないと思います。
 ニューヨークで描いてる小説のジャンルが非常に気になるゴリー。
 まさかライトノベルではないでしょうが。
 しっかりサイン本を配るあたり、なかなか営業熱心です。

 名前の元ネタはドニー・イェンでしょうね。
 声を演じているのは大友龍三郎さん。
 戦隊シリーズだと「タイムレンジャー」「ドン・ドルネロ」の声を当てていらっしゃいます。

 そして三人目は、ロボタフを一撃で吹き飛ばす力の持ち主。

「俺はサバンナの遊撃手。
 アンダイイング・ボディ。
 激獣ガゼル拳の『ピョン・ピョウ』」


 ケニアの国立公園で密猟者を取り締まっているそうですが、間違って撃たれたりしないんでしょうか。

 名前の元ネタは、やはり「ユン・ピョウ」でしょうね。
 声を演じているのは、今更説明不要の人気声優草尾毅さん。
 戦隊だと「マジレンジャー」「スモーキー」が記憶に新しいでしょうか。
 あと、1時間後の「プリキュア5」でも「ココ」を演じていらっしゃいますね。

 いやはや、流石「マスター・トライアングル」。声優陣が豪華すぎ。

 それにしても、そろそろ拳聖の名前の元ネタを思い出すのが難しくなってきましたね。
 マニアックとまでは言いませんが、一つ上のステージに入った気がします。まさかこれが限界突破!?(違います)

 それはそうと、ミシェルかき氷食うの早っ!!

 ところで、心・技・体の割り当てがそれぞれゴリラ・ペンギン・ガゼルだったのはちょっと意外。
 公式サイト以外の前情報はあえて入れてなかったので、てっきりゴリラが体でガゼルが技、ペンギンが心だと思っていたのですが。

 でも考えてみれば、確かに思い当たる節はあります。

 例えばゴリラは、日本では「ウンコ投げて来るでかいサル」くらいのイメージしか持たれてないかも知れませんが、アメリカ等では「知性」と「強さ」を兼ね備えた動物として、かなり人気があります。
 「トランスフォーマー・ビーストウォーズ」において、主役のオプティマス・プライムコンボイ)がゴリラであることからも、そのことが分かります。

 それと、ガゼルが「体」なのもまあ納得。
 何しろ、あの幕ノ内一歩がヴォルグ・ザンギエフを倒し、A級トーナメントを制覇したときのフィニッシュ・ブローこそ、鍛え抜かれた下半身のバネで打ち込む「ガゼル・パンチ」ですから。

 え? ペンギンの「技」ですか?
 ……こっちが知りたいわ!
 
 なんて言ってるうちに、唐突にスクラッチの新製品「スーパー・ゲキクロー」を取り出すゴリー。やはり営業熱心です。スクラッチ的にもバンダイ的にも。
 「過激気」によってのみ作動するスーパー・ゲキクロー。
 これを使いこなすことが出来れば、シャーフーを救い、理央を倒すことも可能!

 しかしマスター・トライアングルが言うには、「過激気」は教えられて習得できるものではないとの事。
 何でも、「激獣拳四千年の歴史の中で、誰も達した者が無いと言われる至高の境地」だそうですが、「誰も達したことのない境地」の存在が何故ここまでまことしやかに言われ、しかもそれに基づいたアイテムまで開発されているのかはかなり謎。
 なんか、「前人未踏のジャングルに人食い虎を見た!」的なニュアンスを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 まあ好意的に解釈するなら、「ダ・ヴィンチのヘリコプター」みたいに「理論上は可能でも物理的に実現できなかった」か、「習得した者は存在するが、その名が歴史に残っていない」って事かもしれませんね。
 理央の知っている「白虎の男」の例もありますし、どちらかと言えば後者が近いと思うのですが。

 とにかくそんなわけで、過激気を習得するには、まず三人の拳聖と心・技・体を競う「三山戦」でその資格を得なければならない!
 その対戦カードは以下の通り!

 ゴリー  ―心― ジャン
 ミシェル ―技― ラン
 ピョン  ―体― レツ


 よりによって、それぞれの最も苦手な分野で、マスター・トライアングルに挑まねばならないことに!

 そして、ゴリーvsジャンの心を競う第一試合は、「500円玉縦に積み上げ勝負」

 太い指で器用に500円玉を積み上げるゴリーに対し、1枚立てることすらままならないジャン。
 とりあえず、ゲキチェンジャー外せってのは禁句の方向で。

 この勝負に重要なのは、繊細さや器用さではなく精神力、強い意志の力。
 しかし、「なぜ激獣拳を学ぶのか」「何故闘うのか」というゴリーの問いに上手く答えることが出来ず、ついに勝負を投げ出してしまうジャン。
 「強さだけでは何かが足りない」というのは、理央だけでなくジャンにも言える事。
 ジャンの黒星により、早くも後が無くなったゲキレンジャー。

 このままでは、シャーフーの命は風前の灯。
 理央の言う通り、無駄に時間を長引かせただけなのか……?

 ジャンが勝負を捨ててしまったことで、レツとジャンは大喧嘩。
 もはやトライアングルはギチョギチョの状態。
 果たしてランは、次の勝負で望みを繋ぐ事が出来るのか?

 にしても、ジャンとレツの喧嘩を止める為、ランがぶっ掛けた花瓶の水ですが、花瓶の大きさに対して水の量多すぎないか!?
 もしかして、実はあの花瓶にもゲキチェンジャーと同様の次元圧縮ポケットが!?

 とか何とか言ってるうちに、ミシェルvsランの技を競う第二試合。
 勝負はスケボーのハーフパイプ」

 先攻のミシェルは、物理法則を無視した超絶トリックで100点満点!
 対するランは根性で挑むも、一本目を失敗し絶体絶命!

 しかし、それでも決して勝負を捨てないランに、レツが必死にアドバイス!

「心で正しいイメージが描ければ、
 それは必ず実現できる!」


 それはあれですね?
 焼けてない火箸を子供に触らせたら火ぶくれが出来たり、鋭い刃物をイメージしたら本当に切り傷が出来たり、強敵をイメージしてシャドウをすると、本当に実戦と同じダメージを受けるっていうあれですね!?(ちょっと違う)

 レツのアドバイスを受け、ミシェルの技を正しくイメージしたランは、なんとミシェルと同じトリックに成功し、100点満点!

 ご都合主義と言う無かれ。
 イメージ通りに正しく体が動くということは、それだけ普段から努力してるということですよ。
 とにかく、これでランは「ファンタスティック・テクニック」の極意をつかみ、一歩前進。
 そして三山戦はゲキレンジャーの一敗一分で、何とか最終戦へ。

 牢の中で、弟子たちの力を信じ不適に笑うシャーフー。

「仲間がおるということは、案外強いものじゃ」

 師匠と手下はいても「仲間」はいない理央。
 シャーフーの言葉に、メラメラと臨気を燃え立たせ……。

 そして夜になり、三山戦の第三試合。
 ピョンvsレツの、体を競う勝負は、「腕に巻いたバンダナ取り合い勝負」!
 三山戦を突破するには、勝つ意外に道はない!
 果たしてどうなる……!? ってとこでCM。

 CM明け早々ゲキブルーに変身し、得意の「技」でピョンに挑むレツ。
 しかし、「不死身の体」を自称するピョンの前に、小手先の技は通用しない!
 それでも諦めず果敢に挑むも、ピョンのゲキワザ「蹄蹄脚」で上空高く吹き飛ばされ、変身も解けてしまうレツ。しかし!

「体ごとドカーンっていけ!!」

 ジャンのアドバイスで得意の技を捨て、体ごとピョンにぶつかっていくレツ。
 何度打ちのめされても、レツは決して勝負を捨てない!
 戦いは夜明けまで続き、そして……。

 レツは仲間の声援を受け、ついにピョンからバンダナを奪い取る!
 やっとのことで拳聖からもぎ取った一勝!
 勝利の雄叫びを上げるレツを、朝焼けが照らすのでした。

「若者は時に過ちを犯し、
 時に奇蹟を起こしてみせる」


 ゲキレンジャーの奮闘を称える三人の拳聖。
 そして、トライアングルの絆を深め合うゲキレンジャー。

 結果、一勝一敗一分で、辛くも過激気習得の資格を得た三人。
 しかし、ここまでは理央も通った道。
 しかも三戦全勝で!

 ……ってことはあれですか?
 理央もチマチマ500円玉積み上げたり、ハーフパイプで超絶トリック決めたりしてたわけですか?
 今の理央からは想像も出来ませんね。

 その理央はシャーフーの言葉にぶち切れて、噴出す臨気だけでシャーフーの牢を破壊!
 しかも、自分で三日と決めた期限を勝手に繰り上げ、ゲキレンジャーを潰す為に出陣!
 まさに外道! それでこそ悪の華!

 理央の襲来を察知したジャン達に、スーパーゲキクローを託す三拳聖。
 三拳聖に例を言い、戦いに赴くゲキレンジャー。
 このとき、今まで礼儀のれの字も知らなかったジャンが、深々と頭を下げているのが印象的。
 野生児もちゃんと成長してますね。

 まだ過激気習得の道は見えず。
 ここから先は、自分の力で限界を突破するしかない!
 ゲキレンジャーは、今度こそ理央に勝てるのか?
 更なる激闘を予感させつつ次回に続く!

 ビーストアーツアカデミーは「スーパーゲキクロー」
 過激気によってのみ作動するスペシャルアイテム。
 っていうか、どうなるか分からないものを製造販売してるのかスクラッチは!?


 というわけで、気がつけば臨獣殿とのバトル一切無しの20話。
 バンダイ的に大丈夫なのかと心配になりますが、全ては次回ということですね。

 考えてみれば、今までは「長所を伸ばす」方向で修行してきたゲキレンジャー。
 しかし、限界突破の為には短所も補わなければならない、と言うことでしょうか。

 ですが、今回ジャンだけが三山戦で黒星、しかもゴリーの問いの答えをまだ見つけていない状況。
 とはいえ、前回その片鱗を見せたとおり、現状最も過激気に近いところにいるのがジャンであることも事実。
 また、ジャンの黒星でランとレツが追い込まれなければ、今回の結果も無かったわけで、とりあえずは結果オーライってとこでしょうか。
 全ては次回の宿題ですね。

 果たして、ゲキレンジャーは限界突破を成し遂げるのか?
 次回、修行その21「ビキビキビキビキ!カゲキに過激気」

 高みを目指して、
 学び、変われ!


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posted by ジョン=ガラ at 19:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特撮 edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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